今から11年前にFIREを目指して動き出した私は、金融資産を増やしていくより前に転勤という偶然が重なり、2軒目の自宅分譲マンションという不動産購入をすることとなりました。
1軒目の不動産を賃貸するというサラリーマン大家となった訳ですが、新たに購入した不動産の住宅ローン支払いを1軒目の不動産の賃貸収入がカバーし、更には余剰のキャッシュが積み上がることとなり、今まで以上に投資に投下出来る資金が増えたのです。
11年間の金融資産の推移
この当時から現在までの大まかな金融資産(住宅ローン借入金と不動産資産などは除く)の推移をはじめに記しておくと、いずれも各年の3月時点で
2013年 1100万 うち株式等102万
(この後、個人年金2契約解約し住宅ローン残債700万を一括返済)
2014年 750万 うち株式等270万
(一般NISA年間120万✕5年投資開始)
2015年 800万 うち株式等435万
(分譲マンション購入)
2016年 1050万 うち株式等596万
2017年 1350万 うち株式等733万
2018年 1700万 うち株式等858万
2019年 2150万 うち株式等1003万
2020年 2600万 うち株式等1225万
2021年 2900万 うち株式等1585万
2022年 3300万 うち株式等2265万
2023年 6200万 うち株式等2950万
(早期退職金2500万)
2024年 6700万 うち株式等5120万
(退職後11ヵ月間は失業給付有り)
となり、最初に描いた計画を上回る形でFIRE生活を営むことが出来ています。
意外だったのは、退職してからの一年間は失業給付があるといっても全国各地を旅しながら散財してきたので給付金総額250万を遥かに上回る支出をしたにも関わらず金融資産が6200万から6700万へと増加したことです。
6700万の金融資産から住宅ローン残債1900万を差し引くと純金融総資産額は4800万と準富裕層には届きませんでしたが、不動産2軒の資産6000万を含めると純総資産は約1億800万という金額までに膨らむとは、FIREを思い立った2013年の春には思いもしませんでした。